寸法自由度の高いラック構造で省スペース化
中板(L字板金)からの置き換えにより熱排気効率もアップ
従来品の課題・問題点
装置架台内に使用していた中板(L字板金)をスケルトンラックに置き換え提案いたしました。従来品は、中板(L字板金)のサイズが規格化されているため、既存装置の架台サイズに対し余裕がなく、小型の装置の場合は寝かせて取り付けるなどしていたとのこと。作業性も悪い上に、鉄製の中板が架台内の通気を妨げ、熱排気も悪かったといいます。
スケルトンラックで省スペース化に成功
1mm単位でご要望のサイズに製作可能で、配線ダクトも兼ね備えたスケルトンラックに置き換えたことで、約40%の小型化・省スペース化が実現。取り付け作業も手軽になり、スケルトン構造により熱排気効率も向上しました。当初は、組立・配線作業に戸惑いもあったそうですが、シンプルな構成のためコツを掴みやすかったとのことです。
アルミ押出材のTスロットを利用して機能拡張
今回、ユーザーさまの発案により、ピラーフレームのTスロット(6mm溝)を活用し、機銘板の貼付用フレームを取り付けました。六角支柱ボルトとTナットを用いてアルミ製フラットバーを連結しカッティングタグ分のスペースを設けずに機銘板を貼付できる仕様となりました。